首などが硬くなっていて、リンパや血行が悪くなっている
人の場合、小顔矯正などで顔やエラの部分で急に血行が良く
なってしまった時に起こる症状なのです。
顔やエラの部分に溜まったコリや疲労物質は、普段から
血行が悪いために、固まった状態になっています。
施術によって顔の中の血行が良くなってしまうと、この
疲労物質などの固まりが、分解して流れ出してしまいます。
問題になるのは、この疲労物質などのコリの元になっている
物質は、小さな痛みの物質ですから、固まっていて表面積が
小さい時は良いのですが、分解するとその全体の表面積が増えて、
痛みを発信する全体量が急に増えてしまうことになるのです。
さらに、顔の静脈やリンパの流れはエラの部分に集まって
から耳の下側の首に流れてゆきますので、首などのリンパが
硬くなっていて流れにくくなっていると、そこでコリや
疲労物質が詰まってしまい、痛みの信号を発することに
なります。
あまりにひどく詰まった状態になると、痛みが出るだけでは
なく、軽く腫れてくる場合もあるのです。
これが、エラの部分が痛む原因のあらましです。
エラの部分を触ってみて、まず、熱感を確かめてみます。
熱感があるようなら、冷やす必要があります。
ただ痛い場合は、首(耳の下側でエラの後ろの部分)を
触ってみて、そこが硬くなっていたり、グリグリが出来て
いることを確かめてみます。
さらに、押しても首の中に手が入らないことも確かめます。
その硬さが、どこまで続いているのか、首の下から肩まで
探っておきましょう。
肩から首にかけてのコリが、その原因になっている場合が
多いからです。
この部分のコリを取ってみると、首が柔らかくなった
分だけ、エラの痛みが減ってくることが理解出来ると
思います。
さて、対処の方法ですが、基本的には、首の血行が良くなれば解決しますから、普通は、温めることをおすすめしています。
上記の通り、腫れていることが分かった場合は、まず冷やしてから、その熱感が無くなったのを確認できてからこの方法を試してください。
それは、お風呂のシャワーを利用する方法です。まず最初に、
体を洗う前に、シャワーを少し熱目(やけどをすることが
目的ではありませんから、熱く感じるがやけどをしない程度が
目安です。)にして、エラの後ろ側(耳の下側)に当てて
しまいます。
首にシャワーのヘッドを当ててしまうと、お湯が首を伝って
下に流れますから、耳の下側から首、そして肩にかけて全部が温まることになります。
皮膚が温まり、赤くなってきたらそこが目安になります。
普通は時間的には3分ほどだと思います。
首全体が温まると、首の血行が良くなりますから、首が本当に
柔らかくなってきたか?を確かめてみて、少しでも柔らかく
なっているようなら、この方法を続けましょう。
シャワーで温める方法が、効果を出しているのか?を確かめておくと、首が柔らかくなった分だけ、エラの痛みが減ってくることが理解出来ます。
その後は、首を回したり、肩を上下させる運動をするなどして、肩から首がコラないようにしましょう。
「KF調整」が効いていますから、動くだけでもコリが減って
軽くなってくることも確認できると思います。